新年あけましておめでとうございます。
前回のVOLOJZAくんに引き続き、今回はサウスなどのラップやアイドルへの並々ならぬチェック量や、トラックメーカーとしての活躍も要注目なShirutaroさんの2016年ベストアルバムをご紹介!
1.Denzel Curry - Imperial
Raider Klanの元メンバーでXXL Freshman 2016にも選出されたラッパーの10曲入りフリーDLアルバム。
この作品に関しては多くの方が言及していて今更僕がどうこう言うもんでもないんですけど、聴いてて思ったのは、カリーってこんなにかっこ良かったっけ?(RaiderKlan時代はあまりピンと来なかった)ってのと、フックの作り方が上手いなぁと。英語わかんない僕でも一緒に歌いたくなっちゃうような、そんな所にグッときました。あと収録曲の半数を手掛けるRonny
Jのビートがとにかく素晴らしかった。
2.$uicideboy$ & Germ - DIRTYNASTY$UICIDE
ニューオリンズ出身の白人ラッパー2人組と仲間のGermによる5曲入りフリーEP。
彼らの作品には珍しくThree 6 Mafiaネタはありませんが安定の気味の悪さ&激しさは健在です。音の暴力って感じ。Lil Ugly ManeをサンプリングしたM4、"Uzi Loogies"がハイライト。
3. 21 Savage & Metro Boomin - Savage Mode
アトランタ出身のラッパーとビートメイカーのタッグ作。
最初から最後までひたすら暗く一筋の光も見えないこの世の終わりみたいな作品で好き嫌いがハッキリ分かれそうなアルバムなんですけど僕はどハマりしてしまいました。曲単位ではなく全体を通して聴いて欲しい作品。映画を観ているような気分になれます。M9、"Ocean
Drive"を聴いてるとトランクに死体を積んだ車で海辺をドライブしている21 Savageの姿が頭に浮かびます。
4.Germ - Bad Shit
$uicideboy$周辺のラッパーがサウンドクラウド上で発表した5曲入りEP。
5曲中4曲を"$crim"こと$uicideChristが手掛けていているので実質$uicideboy$の作品みたいなもんです。Memphis
Rapの影響を受けまくったやたらと畳み掛ける息継ぎ少なめの念仏フロウがとにかくかっこいいのでぜひ聴いてほしいです。客演に$uicideboy$,
Pouya参加。
5. Clams Casino - 32 Levels
ニュージャージーのビートメイカーの12曲入りアルバム。
この人のビートを聴いてるとやっぱサンプリングは良いなぁと。相性抜群なんだからA$AP RockyやLil Bとがっちりアルバム作って欲しいです。M5の"Skull"、鳥肌モンです。
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